TEST 生涯でがん診断の確率は5割!がん保険で100%損しない5つの選び方

日本人の5割以上が「がん」と診断されるいま、がん保険は使わなくても入っておきたい保障として選ぶ人が増えており、近頃では低価格でも生涯保障がある終身型がん保険に人気があります。

ところであなたは、「保険は使わなければ損することがあたり前」だと思っていませんか?

がんは歳を重ねるほど罹患するリスクが高いので、がん保険商品の主流は終身型です。しかし、いまの終身型がん保険には、終身型なのに解約返戻金がないものあれば、払った保険料がまるごと戻ってくる商品もあるのです。

70歳を超えてから損したことに気付いて後悔しないよう、損をしないがん保険の選び方をご紹介します。

そもそも、がん保険は必要なのか?

保険全般に言えることですが、リターンの見込があるなら加入して良いでしょう。がん保険で支払額以上のリターンを得やすくするには、保険加入後の早い段階でがんになること・生涯で複数回がんになることが挙げられます。

生涯でがんの診断告知を受ける人は5割に達します。男女内訳では、女性が2人に1人(49%)、男性では5人に3人(62%)もの人が、一生涯のうち1回以上もがんに罹患(りかん)することが分かっています。

ただし!勘違いされる方も多いのですが、この確率は男女ともに、60歳以降に増加する傾向にあるのです。国立がん研究センターの統計によると、たとえば現在30歳の女性が20年後までにがんと診断される確率は5%

国立がん研究センター がん登録・統計
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html

もしあなたが、診断給付金が100万円という保障内容のがん保険に、月々3,000円で加入したとしましょう。(具体的な商品を指しているのではなく、シミュレーションです)

加入してから20年後にがんと診断された場合、支払った保険料の総額は72万円(3,000円×12ヶ月×20年)となり、診断給付金の100万を差し引いても28万のプラスになります。

「がんは2人に1人の確率、万が一を考えて…」などは保険のセールストークであり、

 

2分の1の確率なら、がん保険は入っておいたほうが良いと考えます。しかし、無駄になる確率も5割残っているので、利便性の高い医療保険の保障を優先し、がん保険は使わなかった場合、返戻金の有るものを選ぶと損を抑えることができます。がん保険は、選び方次第で損を100%抑えることも可能です。

がん保険の損しない5つの選び方

がん保険で損をしないようにするには、掛け捨て商品を選ばないことがポイントですが、いまのがん保険は「終身型」でも多くの商品が掛け捨てなので注意が必要です。

「わたしのがん保険は終身型だから掛け捨てじゃない」と思っている人は、保険証券を確かめてみましょう。

がん保険には、契約期間が一生涯続くもの、5年10年など期間が限定されたものもあり、保障内容も多種多様です。同様に無事故ボーナスや解約返戻金の設定があるものから、完全な掛け捨てまであり、がんにならなかった場合、払った保険料がすべて損になる商品も数多くあります。

保険期間が決まっている定期型がん保険は、掛け捨てです。また低価格で人気の「無解約返戻金型」は、終身払い終身がん保険ですが、解約返戻金もなく(0または、わずか)掛け捨てと同じです。(一部商品では、健康還付給付金あり)

多くが終身払いなので保険を続けていくには、保険料を支払い続ける必要があるので、高齢になってからの保険料支払いも考慮してがん保険を選びましょう。

診断給付金がもらえる「がん保険」を選ぶ!

がん保険は、がんにかかったときに役立ってほしい保険です。がんと診断後にどのような治療をするかは、がんの状態にもよります。

現在は、医療技術の進歩により、手術治療が少なくなり、あっても身体に負担の少ない内視鏡をつかった術式が増え入院日数が少なくなりました。また、抗がん剤などの化学療法や放射線療法は、通院による治療も増えています

したがって、がん保険の保障を絞り込むと、どんな状態でもがんと診断されたら保障が得られる「診断給付金」を最優先で選びましょう。

一時払い型は保障内容が薄い!

がん保険には、解約返戻金がしっかり戻る「一時払い型」の保険商品があります。一時払い型がん保険は保障が少なく貯蓄性の高い商品です。

30年前のバブル期の時代なら3%を超える予定利率の商品も普通にありましたが、いまは1%が精一杯です。それでも保険会社や銀行窓口、FPの人からは、銀行預金より利率が高いこともあり、低リスクであることを理由にすすめるかも知れません。

そのぶん保障額は低く、低利率、契約後数年間は解約返戻金が払い込み保険料を大きく割り込むので、急な現金の資金需要も満たしません。よほど資金に余裕がなければ選ぶメリットはないといえるでしょう。

がん保険は加入前に解約返戻金を確認する

前述のように、がん保険にはお金が返ってくるものと、返ってこない掛け捨てのものがあります。

がん保険、または、保障が類似する「3大疾病終身保険」などは、60歳時、65歳時、70歳時の解約返戻金、還付給付金の有無を確認しましょう。また、保険料の払込期間にも注意して、提示されている保険料を高齢になっても払い続けられるかどうかも検討して下さい。

少し面倒な作業ですが、保険加入の際は、担当するFPや代理店が算出してくれます。あなたはそれを比較検討すればよいだけです。返戻金を確認すれば、掛け捨て商品がすすめられていないかも確認ができますね。

無解約返戻金型に注意!

近年人気の終身型がん保険は、終身払いの「無解約返戻金型」がほとんどです。この商品のメリットは、低価格の保険料で終身保障がえられることです。5年10年更新型の定期型がん保険と比べれば、保険料が変わらず生涯保障が続くので安心です。

しかしデメリットは、解約返戻金がないことです。

また、最終的には「高齢になっても保険料の支払い継続が可能か?」ということ。そしてがん保険は、がん以外に罹患した場合の保障は一切ないことを考慮しなくてはなりません。

それでも「がんになる人は5割もいるから…」とリスク懸念だけで、年老いて限られた収入の年金から払い続けられるでしょうか?

医療保険と組み合わせてがん治療を考える

がん保険は、ある程度の年齢に達して、払い込み保険料と解約返戻金の差し引きで返戻金お条件が良ければ、ある条件を元に解約を検討しても良いかも知れません。

ある条件とは、がん保険がなくても貯蓄や医療保険でカバーできるか、ということです。

解約返戻金の有る、有期払い込み終身がん保険や3大疾病終身保険なら、解約返戻金を医療費の貯蓄に充当し、がんをはじめその他の病気を医療保険でカバーできれば十分です。

また、70歳時に健康還付給付金のある終身型診断給付がん保険もあり、支払った保険料がほぼ100%返って(※)きます。(※診断給付を受けていない場合)

がん保険に入るなら

がん保険はベースに終身型で返戻金あるものを選び、その上に終身型医療保険、定期型がん保険などをリスクに合わせて選びましょう。

がん保険では、入院給付金などの特約を付けると、掛け捨てによる補償が増えるので返戻率が下がります。そこで、入院や通院などの補償は、利便性の良い医療保険を併用して補償をカバーすれば、がん保険の不足分を補うことができます。

とはいえ、費用がかかるがん治療のリスクは、30代、40代、50代で罹患したときが、収入も含めて生活にダメージを受けます。家族がいればなおさらでしょう。

そこで、大きな保障が必要な年代では、10年定期保障などのがん保険を併用することも検討して見ると良いでしょう。保険は、必要な時に必要な分をボリュームアップすることが可能です。

低金利の時代が続く中、すこしでも損をしないようにがん保険を選びましょう