「優しい人は損なのか?」ソンラボが究極の結論を出してみた結果

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「優しい人って損していませんか?」

人生のいろんな場面で考えることがある疑問ではないでしょうか。

この普遍的な疑問に対しての究極の答えをソンラボでは提供いたします。

実際に20人以上への詳細のヒアリング調査を含めて、「優しい = 損なのか?」について考えました。

そもそも、「優しい人」の定義をすることは難しいのですが、広辞苑には「心温かく、思いやりがあること。」と書かれており、これを優しい人の定義といたします。

結論から言うと、「優しい人は損なのか」は、以下の三要素で分かります。

  1. 「周りにいる人に優しさが伝わるかどうかで決まる。」
  2. 「周りにいる人に合わせて優しさの量を調整できるかどうかで決まる。」
  3. 「優しくする相手との関係が、長期か短期かで損をするか決まる。」

「優しい人は損なのか」が分かる3要素

①「周りにいる人に優しさが伝わるかどうかで決まる。」

周囲に優しさが伝わることで、それによる人物評価が高まるため報われやすくなります。

一方で、優しさが周りに見えない環境で発揮される優しさは報われずに終わることが多いようです。

実例としては、大学のゼミによるグループワークで、優しさから作業をたくさん引き受けた子がいたそうです。次の日にグループ発表がありましたが、先生は誰が一番頑張ったなど知らずグループとしての評価だったので個人的の評価などはありませんでした。

これは損の方が大きいケースではないでしょうか。

  1. 周囲に優しさが伝わる状態で、周囲も優しい人だと報われます。(損が一番防げる状態)
  2. 周囲に優しさが伝わらない状態で、周囲が優しい人だと幸せな状態になる。(見返りはないけど幸せ)
  3. 周囲に優しさが伝わる状態で、周囲が優しくない人だと、優しさに付け込まれる可能性がある。(搾取・いじめの危険性)

周囲に優しさが伝わる状態を意識しつつ、周りも優しい人で環境を固めることが一番損をしない状況です。

周りにいる人は変えられなくても、優しさの努力が周りに伝わる状況を大事にしましょう。

②「周りにいる人に合わせて優しさの量を調整できる。」

周りがどんな相手でも優しさを維持する場合と、相手に合わせて社会人としての礼儀として優しさを発揮する場合で、報われるかどうかが決まります。

実例としては、20代女性がコミュニティの役員をした際、優しくて頼りがいがあると言われ、
頑張りすぎてしまい、自身の心が疲れてしまったケース。

その際に学んだのが、受け入れがたいお願い事をされそうな場合、「出来ないものはできない」と前置きをするか、もしくは、はっきりとお断りできるような心構えがあると損を被る機会が減るという学びがあったそうです。

すべてを受け入れたり、イエスマンになりすぎ、八方美人になると、許容量をオーバーして、うまくいくことがなくなります。

批判を恐れるあまり、何でも優しく振舞えばいいというわけではありません。

内面との乖離がありすぎると、精神的に支障をきたし、うつ病などにかかるリスクも多いです。厳しさも必要です。

  1. 周囲も優しい人であれば、ひたすら優しい振る舞いだけでも報われる。(損を防げている)
  2. 周囲も優しい人で、相手に合わせて優しさをコントロールできる強かな人は報われる。(損を防げている)
  3. 周囲が優しくない人にも関わらず、臆病ゆえに優しい振る舞いを続けると一方的に搾取される危険がある
  4. 周囲が優しくない人の場合、優しくしすぎて搾取されないように気をつけることができるとマイナスの影響は最小限になる。

どんな環境でも損をしないためには、相手に合わせて優しく振る舞うかどうかを決められる強かな人になる必要があります。

「優しい人」という周りからのイメージを守るためにひたすら優しく振る舞うのは危険です。
優しさが当たり前に思われてしまう場合もあります。

社会にでるとなかなか曲者も沢山いますので、現実問題としてこれができないと酷い目に逢う可能性も増えてしまいます。

「ギバー」「テイカー」「マッチャー」理論で考える優しい人の損得

人間には、大きく以下の3つのタイプがあると言われています。

・「他者に与える優しい人(ギバー)」
・「他者にから受け取る人(テイカー)」
・「帳尻を合わせる人(マッチャー)」

ギバー・・・人に惜しみなく与える優しい人。自分を犠牲にしてまで人に尽くす。
自己犠牲型のギバーと相手によって自分のスタンスを変化させる他者志向型ギバーがいる。
テイカー・・・真っ先に自分の利益を優先させる人。
与えるより受け取ることの方が多くなるように行動する人。愛想が良く気前が良いテイカーもいる。
長期的に見て自分がどれだけ受け取れるかで判断する。
マッチャー・・・損得のバランスを考える人。相手によって自分のスタンスを変えていく。
相手がギバーならギバーとして振る舞い。相手がテイカーならテイカーとして振る舞う。
与える量と受け取る量の一致を目指す。

全ての人がこのどれかに完全に分類されるわけではなく、人の心も一定ではないので、すべての人がこの3つすべての要素を持っています。
状況に応じてどれかのポジションになったりします。

優しい人(ギバー)は、社会の「上層」「底辺」のどちらかに偏ることが多いと言われています。
なぜなら、周りもギバーだとお互いに与え合う効果が発揮しますが、周りがテイカーだと搾取され続けてしまうからです。

ギバーの人もテイカーを相手にする場合は、戦略的にマッチャー(損得のバランスを考える人)の
ポジションを取れるようにすると損を一番防げる状態になることができます。

③「優しくする相手との関係が、長期か短期かで損をするか決まる。」

接客業などの仕事上でも状況に応じて、優しさが損になったりする場合があるようです。

携帯販売の派遣をしていた20代女性は、新規契約の獲得以外にもケータイで困っている人の相談をたくさん受けていたところ、上司から注意をうけたりと評価にはつながらず、会社としても損をしたとのこと。
  1. 長期的な顧客や同僚相手では、相手への優しさは長期での見返りがある。(損を防げている)
  2. 長期的な顧客や同僚相手では、仕事上で最低限の優しさでも大きな損はない。
  3. 短期的な顧客相手に対して、尽くしすぎると利益率や過労の問題で大きく損してしまうリスクがある。
  4. 短期的な付き合いの客に対して、必要以上に尽くさないことでマイナス利益は防げる。

長期的な関係性のある相手では、優しくしたことが相手から感謝の形で返ってくることもあり報われることが多いようです。

一方で、短期的な関係性の客に対して必要以上の労働力を投資してしまうと損してしまうリスクがあります。

長期的な関係を見据えて、周りの人と接することも大事ですが、キャパシティの問題にも気を付けられる視点があると良いですね。

「優しい人は損なのか」に対しての究極の結論まとめ

優しい人が損するかどうかは、「周りも優しい人か」「周りに優しさが認知されているか」「周りとの関係性が長期かどうか」の3要素によって決まるというのが結論。

必要に応じて、優しい人に囲まれるような環境作りを主体的にしたり、優しさを適度に抑制したりするコントロールをすることで、人生の損を防でいきましょう。

今回、分かりやすい「損得」で考える切り口がメインでしたが、もう一つの結論としては、「優しい人」は短期的に見れば損をすることもありますが、『自分の心の声に誠実に生きられる』、生き方のスタンスとしては人生全体の幸福度を上げていくため、人生では損をしづらいともいえるかもしれません。